PC関連のチラ裏

自分用(素人)

Nexus5にUbuntu Touchを入れてみた

私はRaspberry Piを単に省電力Linuxサーバとして利用しているんですが、そのような用途だと「ラズパイにバッテリーが付いていればよいのに」とか「SIMスロットがあってモバイルデータ通信ができればよいのに」と思ったりすることがあります。
サードパーティ製でラズパイに装着するモジュールのようなものはあるみたいですが、やけに高くて検討する気にもなりませんし、安価と言われるLTEドングルなんかも、ラズパイ本体価格に対して高いんじゃないの?と思わなくもありません。

ハードウェア的にはスマホが理想なのに・・と思って検索していると、どうやらスマホUbuntu TouchというUbuntuが入る模様。ただし適合スマホがかなり限られているようで、日本で手軽かつ安価に手に入りそうなのはNexus5。というわけでNexus5、早速入手してきました。

バージョンOTA-16を早速導入し、サーバとして利用する前に色々遊んでいるのですが、インストールは簡単だし、結構安定してそうです。日本のMVNOのAPNも多少登録してあり、IIJmioのSIMを入れると簡単にモバイルデータ通信ができました。通話もOK。
SSHを繋げるには最初にadbから(あるいは本体上のTerminalから?)作業する必要がありますが、繋げてしまうと完全にCUILinuxで(それはそう)、apt-getも動くし何でもやれそうでワクワクします。

・・ただSSHのPasswordAuthenticationだけ上手くいきませんでした。サービスとして走らせると、素人目には"-o PasswordAuthentication=no"がデフォルトで入っているような挙動をするように見えます。
/usr/init/だとかのサービス周辺のファイルを根こそぎ書き換えても上手くいかず、サービスとして立ち上がるとどうしてもパスワード認証できないので、サービスを全停止し/etc/rc.localからsshdの起動コマンドを実行するようにしたら、パスワード認証で入ることができました。

他にもrootのパスワードを設定できなかったりとか、Poderosa(4系も5系も)で接続するとエディタが不安定になったりtopコマンドの更新頻度が非常に速くなったりとか。PuTTYTeraTermは大丈夫でしたが。
私はLinuxについては一般人に毛が生えた程度の趣味の範疇で遊んでいるだけなのですが、既によくわからないことが沢山あります。どの問題にも、おそらく何らかの解決手段があるとは思いますが。